年末年始が連休ということで飛行機での移動を楽しむ方も多くいらっしゃるかと思います。私自身も飛行機を使って移動をしました。今回の記事では、飛行機マニアである筆者が飛行機での移動を全力で楽しむ方法や混雑解消法を時系列に沿ってご紹介します。もし共感してもらえる部分があれば幸いです。


自宅から空港までの移動を楽しむ!

エアポートリムジンHPより引用

首都圏の空港となると、羽田空港と成田空港のどちらかを利用することになります。その場合、自宅から空港までの移動手段として挙げられる主なものは、鉄道、空港バス、自家用車となりますが、普段は使わない経路での移動は、車窓からの景色を眺めるだけでも楽しいものです。そのため、私自身、羽田空港へ移動する場合は、日常生活では乗らない、東京モノレールやエアポートリムジンバスのいずれかにて移動することが多いです。東京モノレールであれば、浜松町駅で1本待てば座れる可能性が高い、車窓からの景色で羽田空港の第三ターミナルを見渡せることがメリットです。エアポートリムジンバスであれば、事前予約をすることで確実に座れること、駅での乗り換えが不要で大きなキャリーバッグであっても楽々であることがメリットです。私自身、事前予約できるリムジンバスに乗車しているのですが、年末年始に予約をせずに乗ろうとし、運転手から満席である旨、告げられ途方に暮れている旅行者を見かけるので、混雑時は数日前の事前予約が必須と感じました。

お土産は空港内のコンビニで買う

帰省する場合、お土産を買う人が多いと思われますが、羽田空港の出発ロビーフロア内の土産物店は混雑が激しいです。主にこのフロアでは、話題のお菓子屋やテレビで特集された物が多いためです。そのため、あまりお土産にこだわりがない場合は、京急や東京モノレール羽田空港駅のあるフロアにあるコンビニエンスストアで購入することがオススメです。具体的には、Air LAWSON(エアローソン)であれば、主要なお土産のお菓子が売られており、かつ、街中のローソン同様にPontaポイント等も貯められ、クオカードも使用可能です。そのため、私自身はお土産が必要な場合は必ずこのローソンで購入しています。

羽田空港HPより引用

All Day Dining Grande Aileでプライオリティパスを活用する

私自身が保有するクレジットカードにはプライオリティパスが付帯されており、羽田空港を利用する際には、急ぎではない場合、ランチ時間帯には羽田エアポートガーデン内にあるAll Day Dining Grande Aileにて昼食をとってから移動しています。年末に利用した際には、13時頃になると10分程度の待ち時間で入ることができました。

住友不動産HPより引用

手荷物預入および保安検査は離れた場所を使用する

年末年始の羽田空港では、連休を旅先で過ごす人が多いことから、預入荷物のサイズや個数は多くなりがちです。手荷物預入に関して、羽田空港ではANA、JAL共に自動預入マシンを導入しており、複数個の預入を行う場合には一人当たりの時間は長くなりがちです。また、慣れない預入作業にて、手間取っている姿も見かけます。そのため、筆者が年末に羽田空港第二ターミナルにて荷物の預け入れを行う際は、並び始めてから10分程度の時間が掛かりました。周りの様子を見ていてボトルネック工程となっていたのは、①自分の順番になり搭乗券のQRコードが表示できない(紙のチケットをカバンから取り出したり、アプリを触って再読み込みしたり、等)、②預入荷物がサイズ・形状が対象外でエラーとなり何度も返却される、③スマホを見ながらゆっくりと作業をする、が見受けられました。

そのため、羽田空港第二ターミナルであれば、中央の吹き抜け部分から両側離れた手荷物預入場や保安検査場を使うことで、多少の混雑を緩和できることがあります。ただし、離れた検査場の場合、混雑が軽減されることからスタッフの数が少なくなり、使用可能なレーンが少ないケースもあるので注意が必要です。

機内誌などの雑誌をアプリにダウンロードしておく

ANAでは、機内誌や当時の新聞などをANAアプリにダウンロードできる機能が備わっています。機内WI-FIを使用して閲覧することも可能ですが、年末年始は搭乗混雑や離陸順番待ちが発生し、結果として搭乗~離陸後のWI-FI利用可能になるまで時間があることから、予めコンテンツをダウンロードしておけば、この時間帯であっても使用可能です。また、ANAの場合、機内誌がシートポケットに入っていないことから、タブレットやスマホにダウンロードしておくことで、出発準備を行う客室乗務員の手を煩わせることはありません。

ANA HPより引用

離陸後はFlightradar24を起動する

機内WI-FIに接続した後、Flightrader24を起動し、現在どのあたりを飛行しているのか見ることがあります。ANAの場合、B787-10やB777-200ER型機の一部など、全席に個人モニターが搭載されている機種がありますが、B787-8型機、B787-9型機、B737-800型機など、機数の多い機体には搭載されていない場合もあります。そのため、個人スマホにアプリを入れておくことで、航空マニア的な現在地や機体番号を知る欲求が満たすことができます。


大混雑の空港、満席の機内、年末年始にみられる光景ではありますが、案外とストレスがたまるものです。そんな移動を少しでも軽減したり、楽しみを作ったりすることも、飛行機マニアにとっては飛行機移動の醍醐味です。残りの連休もゆっくりと過ごしたいものです。