先日、ニュースサイトにて以下の報道がなされました。
”スターラックス航空、2025年までにワンワールドへ加盟申請 現地報道”
https://www.traicy.com/posts/20240922313519
スターラックス航空(STARLUX Airlines)は台湾を拠点とするエアラインであり、2017年に法人設立され、2020年に初就航を果たしました。日本へも乗り入れしており、成田空港、関西空港、中部国際空港はもちろんのこと、仙台空港や熊本空港などの地方空港も含め、約10か所へ就航しています。
台湾には、同エアラインの他にも、チャイナエアライン、エバー航空も存在しており、スターラックス航空は第三の航空会社として勢力を拡大中です。しかしながら、1社単独で路線網を拡大させることは容易ではないことから、チャイナエアラインはスカイチーム、エバー航空はスターアライアンスへ加盟しています。そのため、スターラックス航空が残るアライアンスであるワンワールドに加盟することは自然な流れであり、十分予想が出来ていました。
近年、ワンワールドは勢力を拡大させつつあり、北米地域では、アラスカ航空がハワイアン航空を買収し、将来的にはハワイアン航空がワンワールドに加盟することで、ハワイ州でのワンワールドの存在感もより増すことになります。
近年はエアライン自らが他のアライアンスへ変更するよりも、企業の合併や出資に伴いアライアンスを変更せざるを得ないケースも増えており、各アライアンスに加盟するエアラインがどこになるのか、目が離せなさそうですね。