こんにちは。マッハ航空チャンネル管理人です。

私は普段は会社員をしており、とある企業の管理系部門にて働いているのですが、主業務の傍ら自部署のDXを行っています。ここ最近、Chat GPTがネットのキーワード上位に登場しており、その実力値を公私において試すべく、私の関心事を質問・投げかけてしてみました。


そもそもChat GPTとは?

早速ですが、以下の質問をChat GPTに投げかけます。

Q:Chat GPTとは何ですか?

以下、Chat GPTによる回答です。

Chat GPTとは、OpenAIが開発した大規模な言語モデルの一つです。GPTは”Generative Pre-trained Transformer”の略称で、自然言語生成タスクに特化した深層学習モデルです。Chat GPTは、GPTアーキテクチャをベースにした対話システムで、自然言語による会話を行うことができます。Chat GPTは、大量の自然言語データを事前に学習しており、その結果、人間によるチャットに近い応答を生成することができます。Chat GPTは、カスタマーサポート、チャットボット、AIアシスタントなど、様々なアプリケーションに利用されています。

Chat GPT

内容に違和感はありません。そして回答内容も的確です。私自身、Chat GPTについて事前学習を行っているので内容を理解しており、回答と同時に正確性についても問題ないことを確認しました。

Chat GPTの課題としては、回答内容が必ずしも正確ではない可能性があり、真偽を確かめる必要があることです。(もっとも、どのような作業を依頼するにしても、正誤の検証確認は必須と考えています)


続いて、航空業界に関する関心事をいくつか質問してみます。

Q:JALが導入するA350-1000に搭載するファーストクラスの座席はどうなるの?

JALが導入するA350-1000に搭載するファーストクラスの座席については、正式な発表はされていませんが、以下は予想される特徴です。

  1. プライバシーと快適性の向上: JALは、現在のファーストクラスの座席に比べて、よりプライベートで快適な座席を提供することが期待されています。座席には、高い壁や仕切り、カーテンなどの要素が含まれる可能性があります。
  2. フラットベッドシートの導入: 現在のJALのファーストクラス座席は、リクライニング可能なシートであるものの、フラットベッドシートではありません。A350-1000の導入に伴い、より快適なフラットベッドシートが採用される可能性が高いです。
  3. 大型の液晶ディスプレイ: JALは、A350-1000のビジネスクラスにおいて、大型の液晶ディスプレイを導入することを発表しています。同様に、ファーストクラスでもより大きな液晶ディスプレイを採用することが期待されます。
  4. 独立した足置き: A350-1000のファーストクラス座席には、独立した足置きがある可能性があります。これは、より快適でリラックスした睡眠環境を提供することができます。

以上のような特徴が、JALが導入するA350-1000のファーストクラス座席に採用される可能性があります。ただし、正式な発表が行われるまで、これらは推測にすぎません。

Chat GPT

内容について検証してみます。早速、誤りが含まれていることが分かります。

”現在のJALのファーストクラス座席は、リクライニング可能なシートであるものの、フラットベッドシートではありません。”

既にJALのファーストクラスはフラットベッドシートですので、おそらくChat GPTの引用元が誤っていると考えられます。

一方、優れている点として、関心事を的確に捉えていると考えます。筆者自身、JALの新型ファーストクラスについては、扉付きになるのか否かが多くの航空ファンの中で注目を集めていると考えます。そのため、回答の最上部に掲載していることはさすがと感じました。

続いて、日本語ではなく英語で質問を投げかけてみます。Chat GPTのウェブサイトは日本語対応していませんが、日本語にて質問を投げかけることは可能です。そのため、英語の場合、正確性が向上するのか比較してみます。


Expect first-class features on board the A350-1000s introduced by JAL.(JALが導入するA350-1000に搭載されるファーストクラスの特徴を予想してください。)

JAL has not officially announced the specific features of its first-class seats on board the A350-1000s, but here are some expected features:

  1. Increased privacy and comfort: JAL is expected to offer more private and comfortable seats than its current first-class seats. The seats may include higher walls, partitions, curtains, or other elements to enhance privacy.
  2. Introduction of flat-bed seats: JAL’s current first-class seats can be reclined, but they are not fully flat. With the introduction of the A350-1000, JAL is expected to offer more comfortable flat-bed seats.
  3. Large LCD displays: JAL has already announced that it will introduce large LCD displays in the business class of its A350-1000s. Similarly, JAL is expected to introduce larger LCD displays in its first-class seats.
  4. Independent footrests: The first-class seats of the A350-1000 may feature independent footrests, which can provide a more comfortable and relaxing sleeping environment.

These are some of the expected features that JAL may offer in its first-class seats on board the A350-1000s, but it’s important to note that these are still speculations until the official announcement is made by the airline.

Chat GPT

同じ回答ですね。日本語↔英語にて回答していると思われます。


最後にもう1つ質問をしてみます。

エアバス機とボーイング機の違いについて1000文字以内で説明してください。

エアバスとボーイングは、世界で最も有名な航空機メーカーであり、その両社の機種にはいくつかの違いがあります。

  1. 設計思想の違い エアバスは、フライ・バイ・ワイヤ(Fly-by-wire)と呼ばれるデジタルフライトコントロールシステムを採用しています。これにより、パイロットが機体の制御をするときに、コンピュータが制御を支援することができます。一方、ボーイングは、アナログな制御システムを採用しています。そのため、パイロットのスキルと経験が非常に重要となります。
  2. 機体の構造の違い エアバスは、アルミニウム合金、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)などの軽量材料を使用しています。一方、ボーイングは、従来のアルミニウム合金やチタン合金を主に使用しています。エアバスの機体はより軽量化されているため、より燃費効率が高く、より環境にやさしいとされています。
  3. 操縦席のレイアウトの違い エアバスの操縦席は、側面にある大きなスクリーンによって情報を表示します。一方、ボーイングの操縦席は、従来の計器類が中心的な役割を果たしています。
  4. エンジンの違い エアバスは、エンジンを搭載する位置を主翼下に配置することが多いため、胴体がよりすっきりとしたデザインとなっています。一方、ボーイングは、エンジンを主翼に取り付けることが多いため、機体がより重心が高くなります。

以上が、エアバスとボーイングの機種の違いのいくつかです。どちらが優れているということではありませんが、それぞれの機種には独自の特徴があり、それぞれの顧客のニーズに合わせて設計されています。

Chat GPT

回答から察すると、エアバスの方に先進性を感じます。この理由としては、多くの文献にてエアバスが初めて旅客機にフライバイワイヤを採用したことで、”先進的”という記述をしていることが挙げられます。Chat GPTは多くの文献から瞬時に作文するという特徴があることから、上記のように事実と異なる内容になっていると推測します。

Chat GPTの精度は日進月歩と思われるため、新しい技術に適用できるよう努めていきたいものです。

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