最近、Twitterを見ていると、ハッシュタグに”#nationalaviationday”をよく見かけます。そのため、気になって調べてみました。
- National Aviation Dayは米国の記念日
- なぜ8月19日なのか?
- 米国では記念日に何か行われているのか?
- 日本の空の日は?
まず、”National Aviation Dayは米国の記念日”について解説します。この記念日は1939年、フランクリンルーズベルト大統領により制定されました。記念日であることから米国連邦政府の施設では、国旗掲揚が求められています。記念日の目的は、米国市民に航空への関心を向けることとあります。
続いて、”なぜ8月19日なのか?”について解説します。
理由は、この日が人類初の動力飛行を成功させたライト兄弟の弟、オーヴィル・ライトの誕生日にちなみ設定されました。ライト兄弟は兄であるウィルバーライトも存在しますが、なぜ弟の誕生日なのか?については確証は得られませんでした。しかし、弟が兄よりも長生きし、弟のオーヴィルライトが生きている時代に記念日制定となったことが関係していると推測されます。
ウィルバー・ライト 1867年4月16日 – 1912年5月30日(享年45歳)
オーヴィル・ライト 1871年8月19日 – 1948年1月30日(享年76歳) ※1939年に記念日制定
続いて、”米国では記念日に何か行われているのか”調べてみました。
Twitterを見てみると、米国のエアラインや航空機メーカーなどの企業では従業員に感謝を伝えたり今年のトピックスを伝えているケースが見られます。以下、Twitterにアップされているツイートの紹介になります。
最初はUPSです。大手配送会社で米国内外に航空機を多数運行してます。B747やB767など機種も豊富です。
記念日に従業員へ感謝を伝える企業姿勢は米国っぽいですね。
続いて航空機メーカーのボーイングです。
2022年はB767がエアラインに初めてデリバリーされ40周年であることを祝った内容になります。初めてのデリバリー先はユナイテッド航空で、機種はB767-200であったようです。
最後に紹介するのは、Flightradar24です。航空ファンの方であればこのアプリをインストールして、近くを飛び去った飛行機の機種や行き先を確認する時に使用している方もいるのではないでしょうか?
ツイート内容は、米国上空を運行する1日8,500便以上のエアラインと共に、このシステムを地上で支えるスタッフに感謝する、というものです。Flightradar24の運営会社はスウェーデンにあり、2009年よりサービスを提供しています。
最後に、”日本の空の日は?”について解説します。日本は9月20日を空の日として制定しています。なぜ9月20日なのか?については、明確な答えは国土交通省のHPには記載されていませんでした。https://www.mlit.go.jp/koku/15_bf_000222.html
私事ですが、せっかくの航空の日ということで、米国のTwitterを眺めたり、過去の歴史をさかのぼってみたり、有意義に過ごすことができました。